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「夢追い人」・後編。

もしかしたら、

今、僕は彼の続きを生きているのかもしれない。

今日までの生い立ちは決して同じではない。

だけど、

僕も家族の愛をもらい、

今も夢の切符を握り締められている。

夢もなく灰色の学生時代に芽生えた「役者」の道。

奇跡的に出会い、掴んだ切符。

でも、

独りならきっと離していただろう。

事実、今日まで何度も諦めようとして、

家族に弱音を吐いた。

でも「辞めたら」とは言われなかった。

救われた。

何の保証もない「役者業」。

何の資格もない不安定な今の自分。

それでも好きだから。

嫌になったこともあったけど、

やっぱり好きだから。

18歳、上京が迫ったある日、

部屋の前にそっと置かれていた地元の就職案内。

きっと心配したばあちゃんが置いたのだろう。

役者の道を歩み始めることに、

オトンは反対もしなかったし、賛成もしなかった。

10年たった今、

帰省のたびバス停まで迎えに来てくれるオトン。

出演舞台を毎回夜行バスで見に来てくれるオカン。

実家に帰るとステーキを用意して待っててくれるばあちゃん。

「ありがとう」感謝の言葉しかない。

なのにいつまでも心配を掛けっぱなしだ。

だからいつか家族孝行がしたい。

どこまで行けばそれが達成できるのかわからないけど、

せめて自慢の息子や孫になれるように。

そのために、

今自分が生きていることに、

役者をやっていることに、

もっと誇りを持てるようになりたい。

役者をやってきて出会えた人たち、

そしてこれから出会う人たち、

その人たちの役に立ちたい。

自分が芝居をすることで、

一人でも多くの人の喜びになりたい。

それがきっと自分の誇りになる。

あなたのため、

家族のため、

自分らしく。

まだまだ夢の途中。

☆ケージ☆

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コメント

 親は子供がどんな職業を選択しても心配なもの、
一人前に独立しても、結婚しても、いつまでたっても心配。
それが親というもの、

 あなたが選んだ役者の仕事、
確かに保証ははないし、先が見えない、不安はあるでしょう。
しかし、今の世の中、将来性のある会社だって不透明。

 夢を抱いて選んだ、そして飛び込んだ、役者の道。
自分がしたい、やりたい、そして好きな道。
これがこのことがとっても大事です。
ずっと、あなたに味方します。
夢をおうって、素敵なことですよ。

 それに、もう夢じゃないよ。
確実に歩んでるじゃありませんか?
ご自分を誇りに思ってください。

 あなたにはあなたを愛する家族がいること、あなたを応援する
多くのファンがいること。
時にはライバルになるであろう、先輩、仲間がいることを。

 与えられたチャンスをいかし、もちろん努力もし、更に磨きを
かけて、もう一歩夢を追ってください。

 私は役者だけでなく、文才を生かし、エッセイやシナリオも書くオールマイティになってほしいです。

 

 

アドリウムさんheart04

親目線の的確なアドバイスに拍手

本当に、親になってみて親のうざ~いcoldsweats02と思える程の心配症とおせっかいがありがたく思えますsmile

啓ちゃん☆
このオカンもずーっとあなたのファンですよdeliciousnote

アドリウムさんheart04

親目線の的確なアドバイスに拍手

本当に、親になってみて親のうざ~いcoldsweats02と思える程の心配症とおせっかいがありがたく思えますsmile

啓ちゃん☆
このオカンもずーっとあなたのファンですよdeliciousよろしくねnote

市村さん、こんばんは^^
元気にされてますか?
9月だと言うのに、暑いですよね~

「前編」をドキドキしながら、これからどうなるんだ~~と思いながら読み、「後編」をグッと来るものを感じながら最後まで読ませてもらいました。

市村さんのご家族の温かさをすごく感じました。
そして市村さんの思いも・・・

生きていると本当に色々な人生があるんだなぁと
いつも思うんですが・・・
自分の好きな事をして生きている人って、
そんなに居るわけではないな~と。

そんな中で、自分の好きな「役者」ってお仕事をしているのは、とてもすごい事だと思います。
したくても出来ない世の中。
確かに何の保障もないかもしれないし、不安な気持ちも分かります。

でも、舞台の上に立ってる市村さん。
すごくイキイキしてて、輝いてましたよ!!!
あの瞬間って、とても幸せなんだろうな~って、そう思いました。

これからも皆に「感動」を与えてくださいね☆


>アドリウムさん。

ありがとうございます。

親にもなってない僕には、

まだまだ親心が分かっていません。

幾つになっても、

どんな職業になっても、

親は子の事を心配するものなんですね。

ならば、

今目の前にある道を、

着実に誠実に歩んでゆきます。


>朝日町のオカン☆

ありがとうございます。

確かに、よくしゃべるオカンからの電話には、

時々もう切りたくなることもあるけど、

そうやって話してくれることも、

実は嬉しいものです。


>reikoさん。

ありがとうございます。

現代、なんでこんなにも自由で、

選択肢がたくさんあるのに、

みんなそれぞれやりたい事ができないんだろう。

何が障害になるのだろう。

「夢がない」という人が多すぎるのは悲しいことです。

もちろん、

夢があっても、

夢を実現していても、

さまざまなジレンマはあります。

もしかしたら、

実現する前より、

それを続けていくほうが難しいのかも。


どの道を、なにを選んでも楽な道はないんだと、

最近強く感じています。

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