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節目と三ツ星と。

市村啓二の『FaMiLY』で振り返るこれまでの足跡「その2〜節目と三ツ星と。」
 
それでは続きです。
 

 
稽古場に貼られていた『FAMILY』のチラシ。
 
そう、それは『FAMILY』初演のチラシだったのです。
 
その時はスケジュールの都合で観に行くことは出来ませんでした、そのチラシの事はその後ずっと記憶に残っていました。
 
 
それからまた月日は流れ、その間、日本は不況の大波に呑まれ、その波は劇団をも呑み込んで行きました。
 
環境が、自分の周りが大きく変わっていった。
 
みんな必死だったけど、誰かのせいにしないと自分が保てなかった。
 
心身共にクタクタでした。
 
だけど、舞台に立てば、目の前にはお客さんがいて、自分たちの芝居で笑って、泣いて、拍手をくれる。
 
それに一緒に戦う、信じられる仲間もいた。
 
だから辞められなかった。
 
、、、でも、
 
心のどこかに、
新しい世界で挑戦したいという欲求が生まれてきました。
 
この思いは、
「可能性への欲求なのか?」
それとも
「逃げなのか?」
 
悩んだ末に出した答えは、
 
「退団」でした。
 
この答えを出すことに、お世話になった方々へ事後報告になってしまったのが大きな反省でした。
 
そして、
2009年6月30日、
10年と2ヶ月所属した劇団を退団しました。
 
「未知の可能性」と、
「大いなる不安」とを抱いて。
 
、、、正しくは99%の不安を抱いてでしたね。
 
しかし、人生には巡り合いと、タイミングというのがあるようで、
 
退団してすぐの頃、
一本の電話が掛かってきました。
 
相手は上條恒さんでした。
 
「三ツ星キッチンというのを始めるんだけど観に来ない?」
 
新しい何かが始まる予感がしました。

 
次回は、三ツ星キッチンとの出会いからの話です。
 
まだまだ先は長いですよ〜。
 
啓二
 

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