憧れる力。
「憧れる」
ということが人のエネルギーになる。
憧れて、夢を持って、夢に向かう。
最近、憧れの対象がいなくなったから将来に悲観する人が増えたのではないだろうか。
こんなこと言えるほどの人生を、今自分がどれだけ歩めているかわからないけど、きっと「憧れの対象」と言われる人は常に何かに憧れている人なんだと思う。
役者は作品ごとに新しい人生と出会う。
役者の作業はまずその世界を愛し、役の人物に憧れることだと、芝居を始めて一番最初に教わった。
今も試行錯誤、ふらふら横道それながらも、その基本は持っている。
『ストロベリードリーム』
緩やかな空気の中にある激しい思い。そして遥かに大きな希望を持った作品である。
劇作家・上條恒の希望であると共に警鐘でもある。
その世界感を説得力を持って舞台から伝えるには相当の力が必要だ。
その力とは、役者としての力量だけでなく、人間力と、そして憧れる力だと思っている。
啓二
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初めまして。
憧れの役者さんに頑張る糧を頂いて、舞台観る為に私も頑張るけんな〜〜(^^)v
投稿: むらさき | 2013年2月 8日 (金) 00時42分
>むらさきさん。
初コメントありがとうございます。
僕もこうしてコメント頂けること、そして観劇していただけることを糧に頑張れています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
投稿: 啓二 | 2013年2月11日 (月) 22時14分