カテゴリー「●『FaMiLY』記録」の記事

そして希望を。

市村啓二の『FaMiLY』で振り返るこれまでの足跡「最終回〜これから。そして希望を。」
 

 
『FaMiLY』を振り返る、、、と言って始めましたが、気がつけば僕の役者人生を振り返る事になりました。
作品の内容より、自分の事ばかり書いてきました。
ここまでお付き合いありがとうございました。
 
 
チラシの記憶から〜憧れ〜目標〜現実となった僕の『FaMiLY』。
参加して改めて、そのシンプルさの中にある揺るぎないテーマを感じる事が出来ました。
 
そして、三ツ星キッチンの原点に参加出来て、僕もようやく晴れて一員になれた納得があります。
 
 
新しい作品に関わると、新しい価値観が加わる事の他に、「何故、自分は芝居をするのか?」という理由も毎回更新されている気がします。
 
目立ちたいから憧れた役者。
喝采を浴びて覚えた快感。
続ける事での恩返し。
誰かの代弁をするという使命感。
 
舞台に立つ理由はひとつではありませんが、もはや自分のためだけではなくなってきました。
 
ですが、これからはそれらも引っ括めて尚、「芝居が好きだ!」というストレートな気持ちに正直に、もっとワガママに芝居に取り組んでいきたいと今は思います。
 
 
『FAMILY』は『FaMiLY』となり、
感想を賛否両論色々といただきました。
そのひとつひとつを受け止めて、三ツ星キッチンも、僕も、次に向けて歩き始めています。
 
「希望」を持って。
 
『FaMiLY』に参加し、僕が得たひとつの確信。
 
「舞台とは希望。」
  
舞台に限らず、エンターテインメントに携わる人たちが希望を忘れなければ、もっともっと素敵なモノがみなさんに届けられると思っています。
 
人に求めるより、まずは自分から。
 
頑張ります。
 
 
最後に。
 
僕がこうして舞台に立てるきっかけをつくってくれたのは紛れもなくオカンです。
 
そのオカンに、「ありがとう」という言葉より強い「ありがとう」を伝える事が出来きたこの『FaMiLY』という作品に、
 
「拓哉」という役に、
 
信じてこの役を任せてくれた恒さんに、KAZZさんに、俊さんに、
 
先輩たちに、
 
仲間たちに、
 
そしてメッセージをうけとってくださったお客様に、
 
全ての皆様に心から感謝致します。
 
ありがとうございました。
 
これからも三ツ星キッチンを、市村啓二の応援をどうぞよろしくお願い致します。
 
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
 
2012年12月21日
 
三ツ星キッチン・市村啓二
 
 

大航海。

市村啓二の『FaMiLY』で振り返るこれまでの足跡「その7〜本番・まるで大航海。」
 
いよいよクライマックスです。
 

 
確信をもっていざ初日へ。
 
、、、とはいえ、やはり期待より不安がはるかに大きく、『FaMiLY』は喜んでいただけるのだろうか?
僕は信じて舞台で生きることができるのだろうかと。
 
 
初日の幕が開く。
 
 
三ツ星キッチンの舞台に立つと、
半年間お客様が待っていてくれたんだと幕が開いてすぐに感じます。
 
その後押しを頂き、初日を無事に終える事が出来きました。
 
「伝えたいという思いが自分の中に確かにあるならば、その思いは必ず伝わる。」
稽古期間に先輩からいただいた言葉のひとつです。
 
今回の『FaMiLY』では、それをたくさん感じる事が出来ました。
 
毎回、本番前は綱を渡るようなヒヤリとした緊張があり、吐きそうな不安がありました。
僕は器用な方じゃなく、準備に時間が掛かるので、30分前には下手の袖でSINGOさんの弾く『DESPERADO』をipodで聞きながら準備をし、本番に向かっていました。
 
「イメージをいっぱいつくったら、本番はそれをなぞるのではなくそのイメージに飛び込んでゆけ。」
 
と恒さんに言われました。
 
イメージを創るのは好きで、でもそれを間違いなく忠実に表現するのが芝居だと思ってやっていました。
 
イメージに飛び込みことは、大海原な飛び込むような不安があるけど、
「エイっ!!!」って飛び込んだ世界はとてつもなく気持ちよく、自由で、あらゆる可能性を感じました。
 
こうして『FaMiLY』全10公演、全力で挑む事が出来ました。
 
僕にとっては大航海のような『FaMiLY』、僅か一ヶ月だけど猛烈に濃い時間でした。
 

 
『FaMiLY』で振り返る〜と言いながら、本番についてはほとんど書いてないなぁと、読み返して思います。
 
正直なところ、開演までの準備までは割りと覚えているのですが、本番の事はあまり覚えてなくて、、、。
 
『FaMiLY』本番も終え、
 
次回、いよいよ最終回。
 
、、、たぶん。
 
啓二 
 
 

確信。

市村啓二の『FaMiLY』で振り返るこれまでの足跡「その6〜衝撃から得た確信。」
 
続きです。
 

 
新しい役に出会うと、
今まで考えなかった事、知らなかった事、今まで持っていた偏見がなくなる事、色んな発見があります。
 
それはドラマチックであり、
人生観や、価値観が変わる事もあります。
 
今回頂いた「拓哉」という人物。
 
一見素朴な青年ですが、
その過去は、幼い頃、出稼ぎに行った父が蒸発し、母がひとりで彼を育て、母は生活の為、男性に混じって工事現場で働いて、彼はその事で、学校で毎日のようにいじめられていた、、、
そんな人生を歩んできました。
 
 僕は何を持ってこの役で舞台に立つのか、、、。
 
確信を持てないまま時間だけが過ぎていきました。
 
そんなある日、知人との何気ない会話の中で、その人の過去のいじめ体験の話を聞きました。
その人は身体的な事からはじまり、小・中学といじめを受けてきました。
 
その人は話ながら、涙を流しながら過去の辛い体験を話してくれました。
 
いつもニコニコしているその人の目から堰を切ったように流れる涙。
 
心が激しく動きました。
 
そして、僕が「拓哉」として確信を持って挑めるきっかけになったのは、
その人を辛い環境から引き揚げてくれたのが、家族であり、音楽であったこと。
だから腐らずに、ここまでこれたこと。
 
そうなんです。
 
『FAMILY』に描かれている「拓哉」の強さはいじめへの反抗ではなく、
親が子供に与えた愛だったのです。
 
「よし。これで勝負しよう。」
 
確信を持てたのは稽古終了二日前でした。
 

 
こうしてなんとかギリギリに確信を持っていざ劇場へ。
 
次回は遂に本番です。
 
啓二 
 

重圧。

市村啓二の『FaMiLY』で振り返るこれまでの足跡「その5〜・重圧。」
 
それでは続きをご覧ください。 
 

 
確か『FAMILY』再々演の話を聞いたのは、昨年の冬だったと記憶しています。
 
年が明け、今年から三ツ星キッチンの一員となり、一年慌ただしくすごして来ました。
 
そしていよいよ『FAMILY』の台本が手元に届きました。
 
いや、正しくは『FaMiLY』でした。
 
再々演でありながら、三ツ星キッチンとしては初。
 
待っていてくださった方もいて、
初めてご覧になる方もいる。
 
きっと「新しい作品に挑む!」ということだろうと思っていました。
 
僕は10数年の役者人生で、「再演」という作品にあまり関わったことがなく、 『FAMILY』という作品の創ったもの、残したものの大きさをプレッシャーに感じていました。
そして頂いた拓哉という役も、物語の中盤、それまでの流れを後半に向けて大きく変える役割もあると感じて、これまたダブルプレッシャー。
 
そんな心境で挑んだ『FaMiLY』、いやはや私は苦戦の日々でした。
 
何がそうさせたのか、、、。
 
「うー、、、心が動かない!」
 
悶々とする毎日。
 
そんな中、初演『FAMILY』を創ってきた先輩たちの『FaMiLY』に挑む姿は逞しく、もたもたしてる僕は、先輩たちから幾つもの珠玉の言葉をいただきました。
 
「もっと自分の心に正直に。時にワガママなっても。」
 
そうだよな、、、。
 
よし。
 
心の準備は整っていました。
 
あとは、何か衝撃的な根源があれば。『FaMiLY』の舞台にたてる飽くなきエネルギーの根源が。
 
稽古残り2日。
何気ない会話からその根源と出会うことになりました。
 

 
まもなく『FaMiLY』本番へ。
 
次は今回いただいた「木村拓哉」という人についてです。
 
それでは。
 
啓二

『FAMILY』の存在。

市村啓二の『FaMiLY』で振り返るこれまでの足跡「その4〜原点・FAMILYの存在。」
 
それでは続きです。
 

 
こうして三ツ星キッチンと出会い、第2弾の『リストランテ』から参加となりました。
 
それから今日まで、三ツ星作品には続けて参加する事になりましたが、、、 
 
三ツ星キッチン結成のきっかけとなった『FAMILY』に自分が関わっていないことが、どこか寂しく、どこかまだ足りない感がありました。
 
一体『FAMILY』とはどんな作品なんだろうか、、、。
 
そう思いDVDを見ました。
 
三ツ星作品に幾つか出演した後でした。
 
 確かに「原点」だと思いました。
自分が関わった作品とこうして繋がるんだと、ようやく分かりました。
 
「家族」というものにおいても、「原点」のように思いました。
「一つ屋根の下」で暮らすということ。誰も「放っておかない」、そして「独りじゃない」っていうこと。
 
懐かしく、羨ましい感じでした。
 
そして登場人物がみんな魅力的でした。
 
「いつかまた再演することがあれば是非やりたい!!」
 
と思っていました。
 
そんなある日、
 
「2012年冬公演は『FAMILY』をやる!!」
 
というプランを聞き、
 
恒さんから、
 
「啓二には拓哉をやってもらうから。よろしく。」
 
と言われました。
 
心踊りましたが、
 
同時に両肩にズーンと重いものがのし掛かった気がしました。
 

 
こうして『FAMILY』がチラシの記憶から、次の目標になっていくのでした。
 
次はいよいよ『FAMILY』突入です!!
 
啓二
 
 
 

セカンドステージ。

市村啓二の『FaMiLY』で振り返るこれまでの足跡「その3〜出会い・セカンドステージのはじまり。」
 
それでは続きです。
 

 
「三ツ星キッチンというのを始めるから観に来ないか?」
 
という電話から聞こえてきたのは、10年振りに聞いた恒さんの声でした。
 
とにかくいってみようと、ナグリ(金づち)などの道具を持って赤坂レッドシアターへ。
 
そこは『TOMORROW』の仕込み現場でした。
 
ワクワクとドキドキしたのを覚えています。
自分が出る舞台でもないのに。
 
そして本番。
 
いやぁー、びっくりしましたねー。
 
なんせ「高田安男さん」はじめましてでしたので、僕。
 
それだけに収まらず、
新鮮だったなぁー。
 
みんなあんなに楽しそうに、バカバカしいことも真剣に、真面目な事もどこか可笑しくて。
 
「芝居ってこんなにも楽しんでいいんだ。」
 
そう思いましたね。
 
そして終演後、恒さんから、
 
「こういうのこれからやっていくんだけど、一緒にやってみる?」と聞かれ、「はい、是非!」と即答。
 
こうして、市村啓二のセカンドステージは始まったのでした。
 

 
、、、ふぅ、ようやく「三ツ星キッチンとの出会い」まできました。
 
これで半分?かな??
 
では、また次回に。
 
啓二
 

節目と三ツ星と。

市村啓二の『FaMiLY』で振り返るこれまでの足跡「その2〜節目と三ツ星と。」
 
それでは続きです。
 

 
稽古場に貼られていた『FAMILY』のチラシ。
 
そう、それは『FAMILY』初演のチラシだったのです。
 
その時はスケジュールの都合で観に行くことは出来ませんでした、そのチラシの事はその後ずっと記憶に残っていました。
 
 
それからまた月日は流れ、その間、日本は不況の大波に呑まれ、その波は劇団をも呑み込んで行きました。
 
環境が、自分の周りが大きく変わっていった。
 
みんな必死だったけど、誰かのせいにしないと自分が保てなかった。
 
心身共にクタクタでした。
 
だけど、舞台に立てば、目の前にはお客さんがいて、自分たちの芝居で笑って、泣いて、拍手をくれる。
 
それに一緒に戦う、信じられる仲間もいた。
 
だから辞められなかった。
 
、、、でも、
 
心のどこかに、
新しい世界で挑戦したいという欲求が生まれてきました。
 
この思いは、
「可能性への欲求なのか?」
それとも
「逃げなのか?」
 
悩んだ末に出した答えは、
 
「退団」でした。
 
この答えを出すことに、お世話になった方々へ事後報告になってしまったのが大きな反省でした。
 
そして、
2009年6月30日、
10年と2ヶ月所属した劇団を退団しました。
 
「未知の可能性」と、
「大いなる不安」とを抱いて。
 
、、、正しくは99%の不安を抱いてでしたね。
 
しかし、人生には巡り合いと、タイミングというのがあるようで、
 
退団してすぐの頃、
一本の電話が掛かってきました。
 
相手は上條恒さんでした。
 
「三ツ星キッチンというのを始めるんだけど観に来ない?」
 
新しい何かが始まる予感がしました。

 
次回は、三ツ星キッチンとの出会いからの話です。
 
まだまだ先は長いですよ〜。
 
啓二
 

『FAMILY』と私。

『FaMiLYアフターライブ』が終わり数日経ちました。
 
我々三ツ星キッチンは『FaMiLY』を振り返り、そして次に向けて動き出しています。
 
僕も来年に向けて準備をし、アルバイトも再開し、忙しくも穏やかな日々に戻りつつあります。
 
でも、
 
何か自分の中で『FaMiLY』をキチンと終わらせていなくて、燻っているので、『FaMiLY』を振り返り、自分で自分の『FaMiLY』を総括したいと思います。
 
おそらく長くなります。
 
どうぞ最後までお付き合いくださいませ。
 

 
『FAMILY』が誕生した2008年、
 
僕はとある旅劇団にいました。
 
この劇団にはかつて、上條恒さんもいて、漠然と役者を目指していた僕は、恒さんとの出会いでこの劇団を目指し、舞台役者への憧れを持ちました。
 
18歳、
 
高校3年生の冬、
周りが大学入試に必死になっているとき、僕はオカンと一緒にこの劇団を追っかけ、そしてオーディションを受け、熱意と若さだけで合格させてもらいました。
 
なんせ舞台経験ゼロ、知識もゼロ。これといった特技もなかったですから。
 
それでも無事に入団し、
「憧れの役者になった!」
って思ってました。
 
、、、浅はかですね。
 
入団し、大きくガッカリしたのは、僕の入団と入れ違いに、恒さんは退団をしていたのでした。
 
つまりは、その劇団時代、恒さんと一緒にはやってないんですよ。
 
とはいえ、芝居が出来るわけだから落胆もしていられないと前向きに劇団生活が始まりました。
 
「18歳の素人の劇団生活」
 
さて、どんな日々が待っていたか。
 
おおよそ予想出来る通りです。
 
でも、中学、高校と帰宅部でどんよりと過ごして来た僕にとっては、遅れてきた青春でしたね。
 
先輩には毎日怒られたし、
同期とは、「同期の在り方」について殴り合いのケンカもしたし、
いっぱい、いっぱい、
青春の全てが詰まっていました。
 
そしてもちろん芝居が好きに、
やればやるほど大好きになっていきました。
 
入団から何年たっただろう。
 
2008年てことは、入団から8年くらい経ってたのかな?
 
劇団の稽古場に一枚のチラシが貼ってありました。
 
それは、
 
『FAMILY』
 
というタイトルの芝居でした。
 

 
『FAMILY』と私。
 
ここまで。
 
続きはまた次回に。
 
啓二
 
 
 
 

アフターライブ終わりました。

アフターライブ終わりました。
アフターライブ終わりました。

みなさん、おはようございます。

昨日は『FaMiLY』アフターライブでした。

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

毎回アフターライブでは、

アフターライブでしか見えないスペシャルバージョンの歌や、

公演期間、僕も知らなかったキャストの素?も見えたりで

とっても面白いライブになります。

写真は、

「この世界の中で」

阿部さん、寿里くん、RiRiKAちゃん、美貴ちゃん。

「TONIGHT」

美貴ちゃん、川本さん。

でした。

これで『FaMiLY』が終わりです。

寂しさはあるけど、

次に向かわないと。

『FaMiLY』

ご観劇いただいた皆様、

本当にありがとうございました。

啓二

アフターだけどスペシャルライブ!!

みなさん、こんばんは。
 
明日は『FaMiLY』アフターライブです。
 
キャストとも2週間ぶりの再会です。
 
さてさて、
 
毎回、裏話に加えて、
 
ライブでしか実現しないスペシャルバージョンでお送りしています。
 
先日、セットリストを組みました。
 
こりゃ〜楽しみですよぉ!!
 
ちょっと言っちゃおうかな。
 
『FaMiLY』ナンバーに加えて、
 
『ATM』より「この世界の中で」
 
阿部さん寿里くんそして??
 
さらに、
 
『EAST SIDE STORY』より「TONIGHT」
 
美貴ちゃんと、、、なんとあの人が!?
 
おそらくもう二度と見ることができないライブです。
 
明日、12月9日(日)14時のたった一回だけ!!
 
なのにぃ、
 
なんとぉ、
 
まだお席ありますぅ!!
 
是非六本木BEE HIVEへ。
 

 
【日程】2012年12月9日(日)14時
【会場】六本木BEE HIVE 
【キャスト】
阿部裕  大西結花  高田安男  寿里  RiRiKA  小泉麻耶  佐藤美貴  鈴木良一  川本昭彦   SINGO  市村啓二  八重樫円  上條恒  KAZZ  伊藤俊彦
 福澤和也(Guitar) 青木泰道(Percussion) 
【料金】4,000円+ワンドリンク別(500円)
 【お申し込み】
 まで。 「FAMILYアフターライブ申し込み」というタイトルで メールを送信ください。ご確認後、返信致します。
または当日直接会場へお越しください。
 
開場は13時30分からです。
 
啓二
 
 
 
 
 
 

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